はじめに
子どもは無邪気で、わがままで、なかなか大人の思っているとおりには動きませんよね?
そんなこともにたまにイライラして、怒ってしまうこともあると思います。。。
しかし、そのとき少し言い方を変えてあげてください。
イメージ的にいきなり怒るんじゃなくて、ワンクッション入れて注意する感じです。
子どもが言うことを聞かないのは納得できていないからです。
子供も納得できれば「はい」と聞きます。
そしてそれは物事を理解することができていることになります。
また、わがままは見方によってはそのこどもの個性です。
たくさんの子どもがいても、みな同じではありません。顔も違えば性格も違いますよね。
大人と同じように子どももみな一人ひとり異なるのです。
そんなことみな承知のことでしょうが、その個性を伸ばしてあげる言葉かけがあります。
今回は、子どもの個性を伸ばす叱り方をご紹介します。
その1 子どもをストレートに怒らない
わがままを言ったり、悪さをしたり、親には理解不能な行動をとってみたり、
子どもは色々な動き、言葉、表情を出してきます。
大人にとっておかしいということも、子どもはまだ理解できていないから行うのです。
そんな時、子どもをいきなり叱ってはいけません。
子どもを叱ってもなぜ怒られているのか理解できていないからです。
先程も言ったようにこどもになぜそれがダメなことなのか
しっかり納得させるようにすることが必要です。
怒ってばかりいるとこどもにとっては逆効果になる可能性があります。
また、構ってもらうためにいたずらをする子どもが多いこともあります。
もしかしたら、最近一緒に遊んでいないからかもしれません。
そのため、こどものいたずら妙に多い時は最近のこどもとの関わりを
見なおしてみてください。
その2 こどもにいたずらの理由を言わせてあげる
いたずらをした時子どもはなぜいたずらをしたのでしょう。
子どもの目線で考えたことはありますか?
大人には理解できないから怒ってしまうのです。
いたずらと誤解してしまうことがあります。
そういう時は、逆にどうしてそんなことしたの?
と子どもにやさしく問いかけてみましょう。
子どもは考え、理由を言ってくれます。
その3 こどもに褒めて理解させるようにしましょう
こどもに注意するときは褒めて納得させるようにしましょう。
例えば、「このお茶戻してきて。」とこどもにお願いしたときに
こどもがお茶を冷凍庫に戻したとします。
本来ならお茶は冷蔵庫に戻すと思います。
そのときに「なんで冷蔵庫にしっかり戻さないの!」と
叱ってはいけません。
「◯◯ちゃん、よく冷凍庫ってわかったね、すごい!でも冷凍庫にお茶入れたら氷になっちゃうから、冷蔵庫にいれよっか!」
というふうに、理由をこどもわかりやすいように説明して、納得させることが大切です。
すると、次に似たよなときがあったときは、冷蔵庫に入れるようになります。
このように、一つ一つ振り返り褒めていきながら片付けをすることで後片付けを覚えていきます。
また、褒められることで子どもは喜びます。
おわりに
単純なことかもしれませんが、子どもをただ叱るだけでなく、納得させることが大切なのです。
もし、「叱る」という言葉を使うなら「理屈の通った叱り方」をすることが大切です。
ただ、やみくもに「だめでしょ!!」ということは逆効果です。
子どもに問いかけ、子どもの思いを聞いて子どもに選ばせてあげることも大切です。
子どもの考えていることは、大人にはわかりません。
しかし、大人が理解する努力をすることも大切です。
次、叱りそうになった時は、一度こどもの気持ちを考えてみて、
それでも必要な場合は「納得させる」叱り方をしてあげてください!
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