英語早期教育の影響と始める時期を専門家の考えを取り入れ、徹底検証!

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はじめに

今回は、英語の教育でみなさんが一番知りたいことである

「英語の早期教育は子どもに良い影響を本当に与えるのか」
「子どもに英語をやらせるならいつからがいいのか」

この二点の現在での結論をご説明します!

おそらくこのようなことを検索したり、調べていらっしゃる方は、子どもの教育に関して高い関心がある方だと思うので、すでにネットなどで情報を得ていると思いますが、なんせ情報がありすぎてどれが正しくて、どれが間違っているのか混乱しているのではないでしょうか?

企業英語研修講師、大手英会話学校講師を経て、青山学院大学で国際コミュニケーション学修士号を取得したり、東京大学大学院博士課程にて英語教育政策を研究。在籍中にオックスフォード大学大学院へ留学経験もある水野さんは、インタビューで以下のことをおっしゃっています。

水野:始める時期ですが、いつがベストかというのは研究がされていないのです。英語を外国語として勉強することが、小さい頃のほうがいいとか悪いとかというのは、科学的根拠を示す前の研究がほとんどなされていない。文部科学省が国家政策として行うものに対して、ほとんど研究がなされていないということ、どうするのがいいのかまだわからない段階で踏み切ることが、まず問題があると言わなければなりません。
(東洋経済オンライン「英語はいつから始めるのがベスト?」<http://toyokeizai.net/articles/-/41384?page=3>)

ここからもわかるように、早期教育の英語のメリットやデメリット、英語を子どもに始めさせるタイミングなどについては科学的根拠が出ていなのが現状です。

そのため、残念ながら、100%の答えはお教えすることができませんが、それを前提として考えた時に、しっかりと現時点で考えられる、「早期教育の英語の効果」「子どもに英語教育を始める時期」についてご紹介していきます!

ぜひ、この2つの疑問をもっている方は参考にしてください!

早期教育の英語は子どもにとって本当に良いの?

ズバリ、早期教育の英語は「ケースbyケース」が答えです。

中途半端な回答になっていますが、これが一番ベストな答えになると思います。

というのも早期教育の英語は一概には良いとも悪いともいえないということです。

私がここで言いたいのは、

「将来子どもの英語をどのレベルまでもっていきたいか」

ということです。

もちろん、子どもの将来は子ども自身が決めるべきであり、親がどうこうというものではありません。
注意すべきなのは「とりあえず英語をやらせよう」という気持ちです。

英語にも、さまざまな種類があります。
日常会話でつかう英語や、ビジネスで使う英語、翻訳家が必要な英語などさまざまです。
それぞれどの程度のレベルの英語を子どもに話せるようになってほしいかで、それぞれ求められる英語の能力も、始める時期も変わってきます。

リスニングの力においても同じです。
日常会話で相手の言っている英語の意味が聞き取れるレベルでいいのか、それとも通訳士のようなリスニング力まで求めるのかで、子どもに英語をやらせる時期は変わってきます。

みなさんは、子どもにどのレベルの英語を話せる、もしくは聞けるようになって欲しいですか?

よく、ネットでこの手の情報を書いてある生地で、
「早い時期から英語を聞かせると「L」「R」を聞き分けられるようになる」
というのがあります。

その理由としては、英語と日本語では、音の高さが違いが原因として挙げられます。

というのも日本語は英語に比べて、音が低いので、その日本語に慣れてしまうと、英語の高い音が聞き取れなくってしまうのです・・・

<参考>
日本語:およそ125~1500Hz
英語:2000~1万2000Hz

もし、将来、通訳士レベルのリスニング力を求めたり、本当にネイティブ並みの英語を身に着けてほしいという希望があれば、これらの日本人にとって区別するのがむずかしい微妙な発音の差なども気にしなければなりません・・・

しかし、私は「早い時期から英語を聞かせると「L」「R」を聞き分けられるようになる」ことはそんなに大切なのかな。。。とも思います(笑)

たしかに私も英語を学習していて、「R」「L」の音の聞き分けが難しいと思います。
しかし、この聞き分けができなくても、いずれは文脈からどちらか意味を判断できたりします・・・

おそらく、みなさんが子どもに求める英語は、外国の方とコミュニケーションがとれたり、グローバル化が謳われている今、子どもが将来外国で働けるように、つまり子どもの将来の選択肢を広げるために英語を身につけさせたいと思っているのではないでしょうか?

もちろん、中にはネイティブ並みの発音などを身につけさせて、完全なバイリンガルにしたい!と思っている方もいると思います!

それはそれで信念がしっかりあるので良いと思います!

私は、目的もなく、「ただ、英語ができたら良さそうだから」「みんなやっているから」というような理由でなあなあにしながらただやらせるのには反対です。

しっかりと英語を学ばせる先の目的というものをしっかり親がある程度、ヴィジョンを持っておくことが大切だと思います。

そうすれば、5歳ごろを過ぎて、子どもが自分の意志を徐々にもってきたときに
「なんで英語をやらなきゃいけないの?」という子どもの質問にスムーズに答えてあげることができるのではないでしょうか・・・?

まあ、さておき、このように、みなさまがお子さんに身につけてもらいたい英語のレベルによって、英語の始める時期は変わってくるということがわかっていただけたと思います!

では、次はそれぞれの英語レベルに合わせて、ふたつめの疑問である、「いつから子どもに英語を始めさせるべきか」ということについて見ていきましょう!

ネイティブ並のバイリンガルを子どもに目指させる!

子どもにぜひ、ネイティブ並の英語を身につけさせたいと思っている方は、生後6~8か月程から英語を徐々に始めるといいと思います。

やはり、ネイティブの発音、リスニングを身につけるにはこの時期から始めることが大切だと思います。

ある研究によると、アメリカ人の赤ちゃんと日本人の赤ちゃんを対象にした実験で、生後6~8か月の赤ちゃんではLとRを聞き分ける能力に差がなかったのですが、生後10~12か月頃にはすでに日本人の赤ちゃんはLとRを聞き分ける能力のテストで成績が悪いという結果がでたとのことです。

ここで言いたいのは、幼児期のこの時期の2~3ヶ月の差は、私たちが思っているよりも、大変貴重なものです。

そして、この時期は、ただDVDやCDを聞き流してもあまり効果がありません。
そのため、しっかりと親自身、もしくはネイティブの方が開いている教室などに通い、生の人間の声を聞かせることが大切です!

ちなみに、しっかりとDVDやCDの音声より生の人間の英語の方が子どもの脳に効果があることがわかっています。

引用記事

※注意※
・決して最初からアルファベットや単語を覚えさせるような英語教育・教室はNG
・英語を勉強として捉えて、プレッシャーを子どもにかけるのはNG

しかし、ネイティブ並みの英語だけを目指しすぎては危険です。

母国語もしっかりと身につける必要があります。

◆日本語の文の構造◆

主語+目的語+動詞
例)私はりんごが好き。

◆英語の文の構造◆

主語+動詞+動詞
例)I like apples.

というふうに語順がちがってきます。
そのため、両方の言語を教えるなら、中途半端にではなく、しっかりと
根気強く両方の言葉で話しかけることが必要です。

もし、片親が外国人の場合は、父と母でそれぞれ分けるのもいいと思います。
反対に両親が日本人であれば、しっかりとした発音を身につけさせるために、ネイティブの方が開いている教室や、友人にネイティブの方がいれば、週1~2回で訪問してもらったりすることをおすすめします。

外国人の日常会話や将来外国で英語を使って仕事ができる能力を子どもに身につけさせたい

この場合は、英語自体は早くて5歳以降、もしくは10歳以降でも良いと思います。

じゃあ、幼児期なにをすればいいのかというと、とりあえず、いろいろやらせてみることです。

例えば、虫を飼って、観察日記をつけてみたり、外をたくさん走ってみたり、山を登ってみたり、格闘技なんかやらしてみたり、もしくはピアノなんてのもいいと思います!

とにかく、いろいろやらせて、好奇心を育むことが必要なのです。

好奇心は「いろいろなことに興味をもつ感情」のことです。
そして、この好奇心はだんだん5歳ころから活発になってきます。

この好奇心が育ってきた時期に、英語に勉強としてではく、ひとつの言葉遊びとして触れさせることでうまく好奇心を活かすことができます!

この好奇心があれば、10歳から英語を始めても、その後、外国人の方と日常会話やビジネスの場で支障がでないということです。

そして、これは実験でも証明されていますが、

10歳以前(この場合は小学三年生くらいから10歳まで)と10歳以降で英語を始めた人は、将来的にはそんなに差がでないということです。

私が調べた英語早期教育に関する賛否両論の中で、鳥飼氏は教育現場を熟知し、実際の調査結果にも基づいて発言されている方です。

少しだけ内容を紹介しますと、私学小学校で英語教育を受けた児童と中学校から始めた児童の英語能力は、半年から1年で差がなくなるというデータが示されています。
(東洋経済オンライン「「0歳からの英語教育」は、やるべきなのか」<http://toyokeizai.net/articles/-/67072?page=2>)

しかし、もちろん英語に触れる量の違いが人によって出てきます。
この「英語に触れる」ということを子どもが続けるためには「好奇心」が必要なのです。

その好奇心を育てるためには、幼児期のさまざまな経験が大切なのです。

さきほども言いましたが、ネイティブ並みの発音・リスニングを身につけたい方は、どの言語でも聞き分けられる(そもそもどの言語かもわからない状態)時期の生後の数ヶ月にやはり、しっかりとある程度集中して英語に触れさせていくことが必要です。

そして、その後もネイティブ並の能力を身につけるためにはさまざまな英語に触れたりする必要があります。

しかし、そこまでの英語はいらないよ!という人は、幼児期には言語というより、好奇心を育めるようにいろいろなことを体験させ、その中のひとつとして、たまに英語の歌をいっしょに歌ってみたり、聞かせてみたりすればよくて、英語教育をするというような堅い考えはいらないと思います。

さいごに

ここまで、解説してきたように、一概には、
「早期教育の英語の効果」「子どもに英語教育を始める時期」の答えはいえません。

まずは、夫婦で「どのレベルの英語」を子どもに身につけさせるかを決めてみてはいかがでしょうか?そうすることで、必然的に「いつから始めるか」はわかると思います!

やみくもに英語を習わせて、単語を詰め込んで、使えない英語を身につけさせる学校のような英語教育ではなく、しっかり実用できる英語を子どものために身につけさせて挙げていただきたいと思います!

ご精読ありがとうございました!

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