目次
リトミックってどんことをするの?
<リトミックの三つの基本>
◯曲に合わせて手遊び
◯曲に合わせて体操
◯楽器を自由に鳴らす
”胎教”も効果的?
音楽を聴く事は心を癒す効果があると言われます。
胎教のCDなどもあるとおり耳は胎児の頃から
発達しているとても重要な器官です。
また、音楽を聴いてそのリズムやメロディーに
身をゆだねる事で自律神経の健やかな発達を促し、
心と身体のバランスが整います。
寝る前にCDを聴くのも良いと言われますね。
【リトミックをやる際の三つのポイント】
①音楽に合わせて動物や乗り物をイメージして表現する
「動物」 や 「乗り物」 などのテーマを与えることにより、
音楽に合わせて動くだけでなく、子供の想像力と創造力、表現力を高めます。
お友達の表現を見ることも大変勉強になり、思いきって話しかけてみることも
良いです。そうするとお友達ができて、結果的にコミュニケーションや社会性を
養うことにつながります!
そしてこのリトミックのポイントを実際に行うことで、
のちに音符へとつながっていきます。
例えば 3 歳児クラスの後半からは、
2 分音符・4 分音符・8 分音符が出てきますが、
はじめは象さんが 2 分音符、うさぎさんが 4 分音符、ねずみさんが 8 分音符・・・
というように今までの赤ちゃん自身がやってきた動きと音符が自然に一致していくため、
理論的でなく体感することができ、自然と習得できるようになります。
②想像力を高めるための工作
音楽のリズムに合わせて、創造力を高めることも
リトミックには大切なことです。
折り紙を破く音を聞き、指を使ってシールをはがし、
いろいろな色で好きなように絵を描き、自分で作ったものを見たりして
手先を動かすことも五感を鍛える上で大切になってきます。
それに音楽をプラスし創造力と想像力を育てていきます。
指先を使う事はのちにピアノにも役立ちますが何より脳を刺激します。
③音楽を聴き分けるあそび
即時反応とは 2 種類以上の音楽を聴き分ける力のことです。
音の聴き分けにより動きに変化をつけ
自然にリズムや拍子感覚を経験させることが大切です。
これはのちに 2 拍子・ 3 拍子・4 拍子という拍子の聴き分けや
音の高低、長調・短調、複雑なリズムの聴き分けに発展していきます。
また、この音の聞き分けは、英語と日本語を聞き分ける能力などにも
しっかり関わってきます。
早期に英語ばかりを聴かせるよりは、幼児のうちにリトミック教育で
土台をつくり、将来英語が聞き分けられる耳をつくるのも良いと思います!
この他にもさまざまな方法で子どもが持つ本来の能力を引き出していきます。
このように、リトミックは魅力がいっぱいということがお分かりいただけたかと思います。
リトミックは音楽学習という枠を超えて豊かな人間性を養うための教育と言えます。
リトミックの特長である、子供に自由に発想させることを活かして
幼児のさまざまな能力を引き出して上げることが大切です。
そしてただ自由に発想させるのでは無く、
音楽や音でヒントや基盤を与えそれに対して子供が自由に
イメージを膨らませて自由に発想させてあげることが大切です。
多少、リトミックから離れてしまうかもしれませんが、
犬の鳴き声は日本では「わんわん」が一般的ですね。
しかし英語ですと「バゥバゥ」が一般的なのです。
それも犬の鳴き声がどう聞こえるか?という発想の一つなのだと思います。
「わんわん」と表現するのも正しいですし「バゥバゥ」と表現するのも
もちろん正しいです。
どう聞こえるか、それをどう表現するすか?
という事なので音が関わった教育方法は発想力が
とても大事ですしその発想力を楽しく養う事が出来る教育方法だと思います。
★年齢とその時期のおすすめリトミック★
0歳
音楽に合わせて身体を動かし、感受性やリズム感を養ってみよう
1歳
音楽に合わせて身体を動かしたり、感じたことをぬり絵、
折り紙、貼り絵で表現したりして、感受性や表現力を養ってみよう
2歳
音楽を聴いて感性を育んだり、
リズム遊びでテンポの違いを聞いてリズム感を養ってみよう
3歳
リズムに合わせて言葉を発し、会話のリズムの基礎を身につけたり、
語彙を増やしたりする。リズムに合わせて数を数え、数の概念を学んでいこう
4歳
ピッチ(音の高さ)とリズムを左右の手で表現し、
想像力、表現力、主体性を育むとともに、身体のバランス感覚を養ってみよう
5歳
楽譜を書いて歌う、ピッチやリズムを覚えて発表することで表現力や主体性を、
レッスンを友達と協力しながら進めることで協調性や共感性を育もう
リトミック教育にはどんなアイテムが必要??
◯楽器(指につける鈴、小さめのマラカスなど)
◯絵カード、動物カード
◯数字シール
◯パズル(身近な物のイラスト入り)
◯五線譜(カード)
◯折り紙、貼り絵
さいごに
このようにリトミック教育の方法は年令によって変わってきます。そのためご自分のお子さんの年齢にあったリトミック教育をしてあげることが大切になります。
ぜひ、幼児期にとっておきのリトミック教育をやってみてください!
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