ミッション008:キミの町にある伝統的なモノ・コトを守ろう!

キミの町にある伝統的なモノ・コトを守ろう

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「文化を大切にする心を育てる」
-我が国の歴史,伝統や世界の多様な文化を尊重する教育の充実を図る。これが文化庁の役割の1つです。

今回の依頼は、文化庁長官からです。
「時代の変化が激しい時代だからこそ、伝統は価値を持ちます。一方で、忘れ去られる伝統も多く、地域のつながりが弱くなること原因にもなります。」
「キミの町の魅力的な伝統を地域はもちろん多くの人に知ってもらい、より発展させていってほしい。どんな小さなものでも構いません。キミの活躍に期待しています。」

ミッション

キミの身近にある伝統的なモノ・コトを守るための具体的なアイデアを提案せよ

次の中から問題点を選んで、それを解決するキミらしいアイデアを聞かせてほしい。

①伝統行事への参加者が減っている。参加者は特に高齢者が多く若者は少ない。
②各地に魅力的な行事や工芸品があるが、最近の若い人は知らない人も多い。
③イベントの開催や伝統工芸の製造を続けるには費用がかかる。けれどもお金が儲からず継続が難しくなっている。
④コロナ禍前までは多くの外国人が伝統文化を体験しに来ていた。けれども今は減ってしまった。
⑤新しい文化や流行が広まり、伝統文化とのつながりが薄れ、地域や社会とのつながりが少なくなってしまった。
⑥その他(キミが考える伝統的なモノ・コトを守るための問題点を教えてほしい)

ミッションをキミに依頼した背景

日本の伝統・文化をまもる文化庁の長官は、時代の変化や感染病の影響により、伝統が薄れていると感じていた。日本には伝統的なイベントや工芸品、建築物等がある。けれども最近の人は関心を示していない。このままでは、伝統を引き継ぐ人も減り、伝統文化がなくなってしまうかもしれない。長官は、それぞれの伝統文化の営みを続け、さらに盛り上げていきたいと考えている。そこで、アイデアを考えるのが得意なキミのアイデアを聞くことになった。

このミッションに求められること

・「たくさんのお金を使うのではなく、現在の税金の補助の範囲でまかなえるようなアイデアが良いね。」
・「学校でおこなえるようなアイデアでもOKだ!」
・「キミやキミの友達など、小中学生が伝統文化に興味を持つことができるようなアイデアが求められているよ。」

すでに試したこと

・地域の人々が学校を訪れて伝統文化を教えるという授業をしたが、その授業では関心があっても、ずっと興味を持ち続けているような子どもたちはいなかった。
・地域の伝統文化をまとめたホームページを作ったが、見てくれる人は少なかった。
・開催日に合わせてお祭りのポスターを貼って宣伝したが、子どもたちは思っていたほど来なかった。

問題発見までの3ステップ

【ステップ1】キミやキミの家族の住んでいる場所・これまで行ったことがある場所・体験したことがある伝統文化を思い出してみよう!
(キミ自身ではなく、キミの家族が体験したことがあるものなどでもOKだ!)

【ステップ2】【ステップ1】の中で、「50年後にはもうないだろうな..」と思うものを書き出してみよう

【ステップ3】【ステップ2】で出した伝統的なモノ・コトの問題点を、次の①~⑥から選び、解決策を考えてみよう!
①伝統行事への参加者が減っている。参加者は特に高齢者が多く若者は少ない。
②各地に魅力的な行事や工芸品があるが、最近の若い人は知らない人も多い。
③イベントの開催や伝統工芸の製造を続けるには費用がかかる。けれどもお金が儲からず継続が難しくなっている。
④コロナ禍前までは多くの外国人が伝統文化を体験しに来ていた。けれども今は減ってしまった。
⑤新しい文化や流行が広まり、伝統文化とのつながりが薄れ、地域や社会とのつながりが少なくなってしまった。
⑥その他(キミが考える伝統的なモノ・コトを守るための問題点を教えてほしい)